THE INOUE BROTHERS
STAFF : 西田 新大
instagram : arata＿nishida
新作に、再入荷。
AWのデリバリーも
終盤と思いきや、
立ち上がり以上の
盛り上がりを見せています。
それに加えて、本日から開催の
”irenisa POP-UP”
店頭も業務もバタバタで
スタッフのソウタと
「追い込まれてるなー」と
好きな事に囲まれる幸せを
ちょうど実感しているところです。
少し慌ただしくなってしまう
現状だからこそ、
１つ１つ大切に。
行動と分離した心の落ち着きを
常日頃から
持ち合わせていたいなと思っています。
そんな本日は届けば冬の訪れを感じる
”THE INOUE BROTHERS”より
Accessory Collection を。
店頭や、SNS、インスタライブにて
既にご紹介させて頂いてはいますが、
もう一度、丁寧にご紹介させて下さい。
ブログは詳細だけではなく、
中身までしっかりと。
皆さんとスタッフにとっての
ディープな部分を共有できる場
であればと思っています。
少しお時間は取らせますが、、、
知るのと知らないのでは
価値が変わる。
身に付ける上での礼儀だと感じる程に
素晴らしい背景を持ったブランドです。
知る事が出来て良かったと
心から思います。
是非、共有させて下さい。
The Inoue Brothersとは。
デンマーク・コペンハーゲン生まれの
日本人兄弟、
井上聡氏と清史氏によって2004年に設立。
聡氏はコペンハーゲンを
拠点にグラフィックデザイナーとして、
清史氏はロンドンで
ヘアデザイナーとしても活動し、
そこで得た収入のほとんどを
「ザ・イノウエ・ブラザーズ」の
運営に費やされています。
コンセプトとして掲げている
”Style can’t be mass-produced
（スタイルは大量生産できない）“
というメッセージ。
これは1970年代後半の
ニューヨークのスラム街で、
グラフィティアーティストたちが
当時の商業的なアートシーンに対する
象徴的なアンチテーゼとして
よく使っていた言葉であり、
本当のスタイル、
そして本当のカッコよさは、
大量生産の中からは
決して生まれてこないという
アンチテーゼでもあります。
デザイン。
The Inoue Brothersの
デザイン／アートスタジオは
“Scandinasian”（スカンジナジアン）
と呼ばれています。
それは”スカンジナヴィア・デザイン”、
またの名を北欧デザインとも呼び、
家具や照明をはじめとした
“より使いやすく、より美しい日用品を”
というスローガンを持つ
デザインスタイルから
多大な影響を受けているからだとか。
特徴としては飽きのこない
シンプルなデザイン、
機能的で長く愛用できる
実用性を兼ね備えたものが多く、
その中でも“デニッシュ・モダン”と
呼ばれるスタイルは
使い勝手と美しさ、
生活をデザインとして関連付けており、
そこから受けた影響と、
日本人の繊細さを混ぜ合わせた
感性がルーツとなっています。
また、1番に優先しているのは、
アンデス地方で生きる人達への
利益還元であり
自分たちの個性やデザインを
世に出す事ではないと、、、
その結果、
スカンジナヴィア・デザインの原点が
人々の暮らしに
寄り添うものであったように、
The Inoue Brothersの
コレクションもシンプルで
長く愛用できる仕上がりになっています。
プロダクト。
The Inoue Brothers が
メインファブリックとして使用する
アルパカは
アンデス山脈地域の
標高4000メートル以上の
高地に生息しており、
季節に関係なく
1日の中で20℃〜25℃の温度変化のある
環境に順応しながら暮らしています。
（朝は-10℃〜15℃、
日中はそこから
+5℃〜+10℃程になる。）
そのような厳しい
環境の中で生息している
アルパカの毛は
組織の中が空洞になっており
「寒いときには暖かく」
「暑い環境になると体温を逃がしてくれる」
といった
自然的機能(サーマル効果)が
備わっているという特徴があり、
アルパカの毛を用いた製品は
人間の生活の中にも
素晴らしい快適性をもたらしてくれます。
プロジェクト。
The Inoue Brothersは
ブランドではなく、
プロジェクトとして活動をしています。
それは環境と人に
配慮された活動であり、
生産の過程で
地球環境に大きな負荷をかけない、
生産者に不当な労働を強いらない、
「エシカル（倫理的な）ファッション」
を信条とし、
サスティナブル（持続可能な）環境
を目指しているから。
その代表例として挙げられる
パコマルカプロジェクト。
2006年から
最高級のアルパカを求めて
アンデスを旅し、
アンデス山脈地帯で30年以上続く
アルパカ繊維の品質向上の為に設立された
パコマルカ・アルパカ研究所との
パートナーシップを
築き上げた事で生まれました。
このプロジェクトは
生活環境の厳しい南部高原地帯で、
貧しい生活を余儀なくされている
先住民の人々の文化と
生活様式を守る為に、
最新の科学技術と
専門の獣医医療のもと、
純血度の高いアルパカを
育成する事が目的です。
その核であるパコマルカの指導により、
飼育農家が高価な設備を
導入する事のメリットとして
同じ繊維源から従来より
多くの収益を得る事に成功した事で、
市場の高品質な繊維に対する需要に
応える事ができたのだと知りました。
結果として、
アルパカ飼育農家の経済を安定させ、
家族が離ればなれになる事なく
地域先住民の生活様式を保つ事に。
さらに中間マージンを
極カカットして、
消費者にはより
リーズナブルな価格で商品を提供し、
生産者にはより多くの利益を
もたらすことのできる
“ダイレクトトレード “
を導入しています。
また、原毛の買い取りでは
パコマルカ・アルパカ研究所だけでなく、
彼らのネットワークの
生産者たちからも
“言い値、に従うことを
ルールにしているとの事です。
ニュー・ラグジュアリー。
「つくる人も、売る人も、
それを着る人も、
みんなが幸せな気持ちになれるのが、
本当の意味でのラグジュアリー。」
これをお二人は
“ニュー・ラグジュアリー”
という言葉で表現しています。
その信念には
“世界一”と呼ぶに
ふさわしいコレクションをつくること。
そして、“世界一”の商品は、
絶対に正しい方法で
つくられなければならない。
という強い決意が宿っています。
アイテム。
-Brushed Scarf-
素材はカシミヤの様な
細かく柔らかいタッチを実現する
生後三ヶ月以内の
希少なベビーアルパカの毛を100％使用。
ベビーアルパカの毛は
アルパカの育った環境によって
耐久性にも優れており、
更に繊維が空洞構造なっていることで、
周辺気温や体温に応じて、
熱を放出・密閉可能。
保温性はウールの8倍の高さを
誇ると言われています。
それにより
他の素材では感じることの出来ない
快適さを実現してくれます。
デザインは、
両端にフリンジのある
非常にシンプルなデザイン。
“ブラッシュ加工”が施され
程良い光沢感と
秋冬らしい温もりのある表情が特徴です。
カラーバリエーションも豊富で
その日の気分やコーデによって
使い分けができるのも魅力。
極め付きは、
商品に付属する板状の楠（クスノキ）の
タグにより虫除けの機能まで。
MATERIAL
Baby Alpaca 100%
PRICE
¥10,000+tax
-Non Brushed Large Stole-
加工を入れない
“ノンブラッシュ素材”を
使用しているため、
素材本来の雰囲気と
発色の良さを楽しんで頂けるかと。
サイズは大判のストールサイズで
巻き方をコーディネートに合わせて
アレンジし、
ブランケットの代わりや
ショール感覚でも使用が可能です。
MATERIAL
Baby Alpaca 100%
PRICE
¥20,000+tax
-Large Brushed Stole (pattern)-
今季は秋冬らしい
温もりのある表情や
落ち着いた印象のチェック柄も。
クリスマスプレゼントに
コチラなんて特別感があって
非常に良いのでは無いでしょうか。
MATERIAL
Baby Alpaca 100%
PRICE
¥30,000+tax
-Alpaca Gloves-
定番人気アルパカ製の手袋。
しっかり手にフィットし
ズレにくいのが特徴です。
親指と人差し指には加工が施され、
タッチパネルに対応しており、
着用したままスマートフォンなどの
電子機器をお使い頂けます。
MATERIAL
ALPACA 90% ,NYLON 7%
POLYESTER 2% , COTTON 1%
PRICE
¥12,000+tax
ファッションで世界を変える。
イノウエブラザーズが考え、
抱えている
根本にある想いであり、願い。
ファッションで世界を変えるという信条は
決してそのモノを指すのではなく、
それに携わる人々にとっての
幸福によって生まれるモノ。
高い品質を更に超えて
価値を感じる背景があります。
是非、店頭にて手と心で
「ぬくもり」を
感じとって頂きたいです。