irenisa POP-UP

STAFF : 西田 新大

instagram : arata_nishida

急激に寒くなりました。

冬支度は既にお済みでしょうか!?

今や、欲しかったけど、

買い逃してしまった、、、

そんな声を沢山頂けるようになった

”irenisa”

なんとなんと遂に、

POP-UPの開催が決定しました!!

これでも普段は

冒頭で何かお伝えをしてなんて、

考えながら書かせて頂いているのですが、

今回はそうはいかないテンションを

そのままに。

冬支度がまだの方には

絶対に見逃せない。

整ったという方からしても、

きっと見過ごせない。

そんなイベントではないでしょうか?

あっという間に過ぎ去る

洋服好きにとっての

夢のような季節の到来。

立ち往生するのは

余にも勿体無いという

想いのままに。

真っ赤に滾る、

そんな冬をご提案します。


POP-UP


10/22(Sat.)~10/31(Mon.)

[irenisa FALL WINTER 2022]

SUBLIMINAL CONNECTIONS

朱に魅せられる。

本能的に、命の色に最るからだろうか。

鳥居をくぐると不思議と気が変わり、

参道には空間が立ち上がる。

壁や天井がなくとも、

立ち入ってはいけない場所は

肌で分かる。

色や線が自然の中に意識を生み、

個人の中に空間を見立てる、

日本独特の概念だと感じる。

作為性と無作為性。

自然と人工の間。

完璧に同じものを求めて量産し、

資本主義に供するために

並べ立てるのではない。

手の技の集積によって、

微かな揺らぎを灯せることに個を感じ、

そこに生を見立るのかもしれない。


FALL WINTER 2022


デビュー以来、

スタンダード / ベーシックカラーを

基調に展開してきた”irenisa”

そんなコレクションに

突如として差し込まれたのは、

燃えるように鮮やかな朱色でした。

“朱”が持つ神聖さを閉じ込めた

そんなラインナップを

期間中、ご用意しています。


irenisa


2020-21 FALL WINTER より

小林祐氏と安倍悠治氏の

デザイナーデュオが手がけるブランド。

コンセプトは、

“CHIC WITH SARCASM”。

モードの基本を熟知した

立体的なデザインに、

クラフツマンシップを融合させた

新しい衣服。

そこに、常識の見え方が変わる

きっかけを組み込んでいく事を

念頭に置かれた洋服達です。

既成概念に捉われない遊び心で、

衣服の概念を裏切る。

本当に永く付き合える

衣服とは何か、

未完成の完成とは

何かを提案されています。


SUBLIMINAL CONNECTIONS


神社の鳥居の色としても知られる

この特別なパレットは、

私たち日本人にとっても

本来馴染み深い色かと。

個人的には、

出身が京都という事もあり

初詣は決まって伏見稲荷大社に。

朱塗りの美しい千本鳥居が

ずらりと並ぶ光景は

騒がしい年末年始であっても

「静かな高揚」と共に

どこか「安らぎ」を感じました。

そんな個人の体感と同じく

コレクションの中では、

アクセントであると同時に、

日常に溶け込むような両極の要素を

内包しているようにも感じられます。

まさに「刺激」と「シンプル」

そのどちらの要素をも心得た

小林祐氏と安倍悠治氏の

デュオだからこそ生まれた

コレクションではないでしょうか。


signの話


突然ではありますが、

取扱当初に関して

包み隠さずにお話しすると、、、

自分達の考え感じる「魅力」と

手にして頂くお客様の「反応」に

ギャップを感じた時期がありました。

自分達が導き出した

「価値」を販売する。

もっと崩した言葉でお伝えすると、

洋服各々に宿る

「カッコイイ」や「他には無い」

そういった「身に付けたい」と

言う訳を発信する。

そのスタンスを可能にし、

今このような機会を頂けたのは、

当初から変わらず、

友好な関係を築いて下さった

ブランド様を始め、

日頃からsignを贔屓にして下さる

顧客様の存在があったからこそです。

僕自身は社会的にも、実力的にも

まだまだ不足ばかりの

未熟な存在ではありますが、

熱量だけでは

上手くはいかない世の中であると

ようやく気づく事ができました。

それと同時により一層

その熱量に気付いて下さる方々の

大切さを知る事ができました。

これからも

signが向き合った答えを

全力でお伝えさせて下さい。

明日からも引き続き、

店頭にてお待ちしています。