CALMANTHOLOGY POP-UP

STAFF : 西田 新大

instagram : arata_nishida

すっかり定番となりました

signの足元。

“CALMANTHOLOGY”

直前のご連絡となりましたが、

下記の日程で

POP-UP を開催致します。

12/10(Sat.)〜12/25(Sun.)

13:00~20:00

※ 12/10(Sat.) 12:00~20:00

12/18(Sun.) 12:00~20:00


CALMANTHOLOGY


モードからクラシックに至るまで、

様々な手法を取り入れた靴作りで

高い評価を得られた

デザイナーの金子真氏

2018年SSより

スタートされたブランドです。

ブランド名のカルマンソロジーは、

「CALM=静寂」

「ANTHOLOGY=詩集」の造語で、

「言葉なき詩集」という意味があり、

金子氏がアジェの作品を見たときに

思い浮かんだことだとの事。

静寂に、物、語らぬ世界を切り取り、

時代の変化とは離れたところで、

信念を貫き通したアジェの思想に、

靴づくりを重ね合わされています。

「伝統と進化」というコンセプトを持つ

カルマンソロジー。

日本人ならではのバランス感覚を持った

洗練されたシューズは、

品格を併せ持つ大人の男性に向け、

新たなスタンダードとして。


POP-UP


以前、何かの機会で

知る事があったのですが、、、

現在のCALMANTHOLOGYに

黒靴しかない理由は、

最初から他の色を念頭において描くと、

線が柔らかくなり過ぎる為、

黒一線、余計な事を考えず、

本物の線を見極める事に集中して

描かれているとの事。

それは単に色物が嫌いな訳ではなく、

黒が完成した先に色物がある。

今回はそんな考え方に

フォーカスを当てた

POP-UPとなっています。


取り扱い品番


今シーズンご好評頂いている

PAGE.09 に加え、

アナザーカラーとして

限定的に展開されていた

ブラック以外のカラーも、

数に限りはありますが

一部ご用意しています。

もう2度と作らないモデルと

そうでないもの。

そんな2つを共存させるのは

ストーリーに違う期待が生まれるという

粋な計らいでした。

そのモデルに幾ら人気があろうとも、

登場人物を変える。

そんな斬新かつ筋の通った選択は

デザイナーの金子さんの感覚のみが

指針になっているから尚の事、

面白みが増します。

出来上がった靴に対して、

もし甲乙付けられるようであれば、

それを世の中に出す

資格がないとの考えから

CAIMANTHOLOGYの中で

「1番」は無いと語られています。

納得しないと出さない、

その基準は全てが同じだからこそ。

このような機会で是非、

沢山の方にご覧頂ければと思います。


SPECIAL DAY


尚、12月18日(日)には

金子さんにもご来店頂き、

フィッチングでの

掛け合いは勿論のこと、

その場で「シューケア」を

行って頂く予定です。


2019年


思い返せば、

オープン当初にご連絡し

個展での卸は考えていない為、

取り扱いは困難であると

ご返答頂いたあの頃。

そこから1シーズン。

sign」というお店の色を知って頂き、

お取り扱いがスタート。

これまでファッションに携わる仕事を

してからというもの

足元は革靴がマイルールとなり、

これまで沢山の革靴に

足を通してきました。

”CALMANTHOLOGY”には

自店で取り扱いがあるからという

責任感からでは無く、

「ただ純粋に履いてみたい」

そんな心動かされる衝動と

ロマンがあります。

毎シーズン欠かす事なく、

シューズボックスに。

それが、何よりの証明です。笑


服好きが求める「足元」


実は以前、金子さんに

自身の革靴のメンテナンスも兼ねて

お店に訪れて頂いた事がありました。

その際、

金子さんのモノ作りにおける

ルーツに関してお伺いし

テーラードの職人だった

祖父の影響が大きく、

幼い頃からヴィンテージの洋服などに

興味を抱かれていた事を知りました。

その時とても

体感的なところではありますが、、、

自分が”CALMANTHOLOGY”を

手に取りたくなる訳は

きっとファッションにも精通された方が

作られるモノだという事です。

ヴィンテージを含め、

あらゆるスタイリングの

足元をイメージした

ドレスだけを目指した線では

描かれてないからこそ、

服好きがくすぐられる足元に

なっているのだと

腑に落ちました。


エッセンシャル


展示会で初めてお会いした時から、

自身のモノづくりを

投影されているかのような

静か且つ色気のある雰囲気を

お持ちの方だと感じてはいましたが、

それはきっと

”CALMANTHOLOGY”をはじめ

自分が身に付けるもの全てへの拘りが

行き届いた方だからこそ

成せる奥行きなのだと思っています。

自分自身改めて

大切にしたいと感じたのは、

革靴をデザインするから足元。

洋服を販売するから洋服。

そんな部分的な気遣いでなく、

見られ方全てを形成する

モノへの配慮でした。

signの洋服とカルマン。

どちらかが欠ければ成り立たない。

signにとって、

自分達にとっての

「エッセンシャル」です


「拘り」+「理想」

=「スタイル」


”CALMANTHOLOGY”の

1番の拘りである

誰から見ても

「美しい」と感じられる事。

「作り手から見ても

美しいと思えるかという」

最も大切にされている想い。

ぜひ手に取って感じてください。

そして、理想とされている

お客様と一緒に考え、

お客様と一緒に

大切にさせてもらうという

履く人に寄り添う靴。

物だけの理想ではなく、物事への理想。

そんな金子さんの人柄を感じる

ブランドのスタイルを

signの接客から感じて

頂ければ幸いです。


自分の話。


お洒落は足元から。

それはスタイリングとしての

見た目だけでは無く、

「経験」や「自信」

ホンモノを知っているからこそ

内から滲み出るもの

なのかもしれません。

背伸び、身の丈。

それらの捉え方は人それぞれですが、

初めて足を通したその時、

自分の中で

「最上級のベーシック」となりました。

憧れがあるからこそ、

そのモノを身に付け

「いつかコレに見合う男に」

なんて思いながら履いています。笑

「一生モノ」という言葉を

軽々しく使う事はしませんが、

「一生履いていたい」

そんな気持ちは紛れも無い事実です。

敢えて言うのなら、

無理をしてでも買うべき

価値あるモノ。

今履く理由は、自分への期待と

少しの我儘です。


「sign」にとって


素敵な革靴との出会いは、

素敵な方との出会いでもありました。

皆様にとっても

この貴重な機会が

これからも長く続く

実りある機会となりますように、、、

沢山のご来店を

心よりお待ちしています。