KHOKI 21AW 1st delivery
先日からの入荷ラッシュで
アタフタと。
少し遅くなってしまいましたが、
お盆休みも
沢山のご来店ありがとうございました。
ご紹介できずに完売してしまった
洋服は非常に悔やまれますが、
次々と新作は届いておりますので
切り替えてと、、、
しかしながら、
同じ失敗を繰り返す訳にはいきません。
という事で本日は!!
先日のデリバリー後、
多数お問い合わせ頂いております
KHOKI を余す事なくご紹介。
ブランドの概要という
概要はございませんが、、、
このブランドらしさは
十二分に感じて頂けるはず。
それでは。
特定のデザイナーを設けず、
別々のバックボーンを持つ
メンバーにて構成され、
経歴、年齢は未だ非公開。
シーズン毎に一つのイニシャルを
掘り下げ発表している。
今回のシーズンにおいて
KHOKIが夢中になったのは
「アメリカンキルト」
1994年に日本ヴォーグ社から出版され、
『アメリカ/キルトの世界』に掲載された
数々のキルトから影響を受けた。
特に興味深かったのは
本来キルトや民芸品は
その土地に欠かせない道具や動物、
草木をモチーフにすることが多いのだが
この資料には扇子やインド象、
東洋モチーフを配した
キルトが沢山見受けられた。
どうやら東洋文化への憧れが一つの
ムーブメントとしてあった
1880年ごろのキルトが多い。
今シーズンは
憧れ(Yearning) を掘り下げ、
洋服に。
いつもは洋服の生地やディテールなど
モノに関する詳細ばかりですが、
今回は折角なので
デザインチームからの
コメントも添えて。
-Y cardigan knit-
パッチワークの影響を強く受けた
パッチワークが特徴のカーディガン。
(ベースのモヘアニットは正直
何色指定しているのは
わからないぐらい、、、)
配色の切り替え、刺繍も手刺繍
一点一点職人による
手作業で作られています。
敢えて丈を短くしてリブを排除、
更に縫い代を外出し
グランジ風にまとめているもの。
(少しだけ kKurt Cobain が着てたら
かっこいいなと想像しながら
デザインしました)
これは本当に工場様含め
一緒に作っている
ニット企画会社さんの
尽力の賜物だとの事。
MATERIAL
Kid mohair 55%
Nylon 30%
Wool 15%
col. Multi
¥79,000+tax
-Y denim jacket-
東洋文化への憧れが一つの
ムーブメントとしてあった
1880年ごろのキルト。
(そんな憧れが生んだ美しさを
このデニムに詰め込みました)
モチーフは
(右前見頃上に)月、
(右前見頃下に)鉄、
(左前見頃上に)扇子、
(左前見頃下に)兎。
刺繍、デニム加工は一点一点職人による
手作業で作られています。
MATERIAL
Cotton 76%
Ly 24%
col. Multi
¥57,000+tax
-Y denim pants-
(ある日デニム生地を
依頼している機屋さんから
「KHOKIさんなら
絶対気に入るデニム生地を
少量ですが見つけました。」
と電話が、、、)
(為しにスワッチ帳を確認したところ、
これは間違いなく
ウチ向きな生地だなと確信しました)
インディゴ。
あずき色に近いブラウン。
ベージュ。
そしてエメラルドグリーン。
(デニムでは普段見かけないような
色バリエーションがあり、
この色味をどう生かすか?
からスタートした企画でした。)
(普通にパッチワークしても
面白くないなと)
カッティングであるズラしで
生地色を分けた。
(見頃のパーツがそのまま
下に落ちたようなカッティング)
加工では職人による一点一点
ブラスト加工(ダメージ加工)
が施されています。
MATERIAL
Cotton 100%
col. Multi
¥28,000+tax
-IKE○ bag-
某家具量販店が販売している
キャリーバッグから
インスピレーションを得たアイテム。
(所謂レザーのヴィンテージ品や
ベークライトのアンティーク品を
時に懐かしみ愛でるように、
数百年後の世界では
今私達の身の周りに溢れている
チープなビニール素材も
ひょっとしたらヴィンテージ品として
愛好家の間で出回っているかも、、、
などと
想像しながらビニールと色んな
素材の組み合わせを楽しんでいる。)
(パッチワークされている形について
よく何のモチーフなのか聞かれるが、
正直あまり覚えていない。)
(魚なのか壺なのか、、、
しかし丸と角が同居している形は
落ち着きを与えてくれる気がする。)
(Matisseに影響されているだけかも、、)
MATERIAL
Cotton 100%
Polyester 100%
col. Khaki
¥26,000+tax
誰が作っているのかは
分からなくとも、
どんな人達が作っているかは
分かって頂けるような気がします。
職人さんや工場さん、
ニット企画会社さんに機屋さん
それぞれへのリスペクトが
文面からも犇々と。
どれも人の手を感じるアイテムです。
ぜひ手に取って、お確かめ下さい。